同じ訪問介護でも異なる定期巡回・随時対応型訪問介護看護の特徴

訪問介護で行われる仕事内容は、食事や排泄、入浴に関する身体介護と、家の清掃や必要な買い物を行う生活援助が基本です。しかし、同時に行われる安否確認や健康チェックにおいては、介護と看護の提携が取りづらい問題があります。「週〇回」「日中のみの訪問」といった一般的な訪問介護の内容では、カバーしきれないのです。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護ではそうした通常の訪問介護の問題点を踏まえて、「24時間・365日連絡対応している」「こまめに訪問するのでより突発的な事態に対応しやすい」、「訪問されていない時に問題が起きてもケアコールで随時訪問ができる」といった違いがあります。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、定期巡回・随時対応・随時訪問・訪問看護の4サービスが利用できます。定期巡回は通常の訪問介護と内容は同じように、1日あたり3回~6回の訪問となります。1回あたりの訪問はおよそ20分、必要な介助に応じて長くなることもあれば、健康チェックなどでより短時間で終わることもあります。

もし利用者に問題が出た場合は、24時間・365日に介護に関する有資格オペレーターと繋がる随時対応で連絡ができ、オペレーターの要請で随時訪問が行われます。また、看護が必要な状況ならば医師の指示に基づいた訪問看護も行われます。

在宅介護ながら定期的な・24時間対応の介護ケア・医療ケアが、利用者自身にとってもその家族にとっても魅力的なサービスと言えます。定期巡回・随時対応型訪問介護看護の仕事に関心を持っている方におすすめのサイト→“在宅ニーズに応える【定期巡回・随時対応型訪問介護看護】とは